日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」のTV放送が、同番組のスポンサーがCM放送見合わせするという“異常”な状況がマスコミで報道されています。実際、第2話を視聴してみて感じたのは、児童養護施設に身を寄せる子どもたちの心情の表現が余りにもドラマ仕立てすぎたことでした。

「ドラマだから」・・・という言い訳もできないような不快感。身近に児童養護施設との関わりがあっただけになお更でした。

そう思ううちに、ひとつのドキュメンタリー映画に以前出会いました。

それが映画『葦牙(あしかび)こどもが拓く未来』でした。

以後のコメントは、映画の公式ホームページよりの抜粋です(一部構成を変えています)—————-

この作品には“人・自然・文化”のつながりを活かした子どもたちの“こころ”を作る物語が描かれています。岩手県盛岡市にある児童養護施設「みちのくみどり学園」は盛岡市だけにとどまらず、岩手県の様々な地域と連携し、子どもたちの“こころ”の回復に取り組んでいます。一関市室根の太鼓合宿、西和賀町の生活体験合宿。そして、職員と子どもたちの共同作業から生れる弁論大会etc.・・・

1990年から顕著になってきた児童虐待は年々拡大し、かろうじて救われ、施設に保護されている子どもの数は3万5千人に及びます。これは幸運にも保護された児童の数です。表に表れない数は30万人とも推定されています。未来の担い手である子どもたちの受難の先に見えるのは、ほころび始めた私たちの社会です。http://www.kazesoyo.com/index.html

 

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ドラマの制作者はおそらくこの実態を調べているとは思います。

制作の日本テレビも「子どもたちの目線で問いかける」とありますが、どこか大人の視線(視聴率)がより強くあるからもう観たくないと僕は感じたのだと思います。所詮は架空のドラマですから観なければことは解決しますが、本当の児童養護施設を知っていただいた方がこの問題の“対処策”ではないかと想いで、熊本映画センターでは再度この作品に光をあてました。

HOMEの《ピックアップ☆2014》に追加し、内容等については画像より直接映画の公式ホームページで確認して下さい。

そして、もし“葦牙を観てみたい”と思われたら熊本映画センター☎096-381-1214までご相談下さい。

文責:熊本映画センターweb担当 永田良明

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